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映画

スピルバーグ、ちょっと撮りすぎじゃないの -munich・ミュンヘン-

今年の夏に「宇宙戦争」が公開されたスピルバーグの新作
<munich ミュンヘン が12月23日に北米で公開される。
(日本では春の予定)
スピルバーグ、ちょっと撮りすぎじゃないの -munich・ミュンヘン-_b0020749_13374893.jpg

映画の舞台は1972年にまだ東西に別れていた頃の
西ドイツ・ミュンヘンで行われていたオリンピックの
イスラエル選手団のいる選手村に
ブラックセプテンバー名乗るパレスチナのテロリストが
選手とコーチを人質にとって仲間の釈放等を訴える。
イスラエル政府は当初自国の特殊部隊を送って
解決をしようとするが、西ドイツはそれを許可せず
自ら解決をしようとするが、狙撃兵や作戦の失敗により
人質は殺害され、犯人をすべて逮捕・射殺する事もできない
不名誉な結果を残す。

映画の主役は、特殊部隊「モサド」の隊長を
チョッパー・リード、ブラックボーク・ダウン、トロイ
エリック・バナが演じる。チョッパーは犯罪者の役だが
あとの2つは「リーダーはかくあるべし」的キャラで
今回のキャストもばっちりはまるだろう。

話はそれるが、以前「メタルギア・ソリッド」の映画化の噂が出た時
監督の1人でリドリー・スコットが上がったが
主人公のスネークは、絶対エリック・バナだろうと思った。
(名前だけだと、スネーク・プリスキンのカートラッセルだが…)
音楽はもちろんハリー・グレックソン・ウィリアムズだな。



予告だと当時のニュース映像などが多く
実際の映画だとどのくらい「作りこむか」が期待なのだが
どうも、最近の連作しまくるスピルバーグは
画面の構成があっさりというか
構図的に斬新なのが少ない。
宇宙戦争では遠くから見るトライポッドや
丘の向こうへの攻撃などはよかったが
マイノリティー・リポート等から
なにかパパっと作った感じがしてしまう。


実際の事件ではハッピー・エンドではない結末だ。
ドイツやイスラエルへの気も使うだろう。
それをどう処理するかが見物。
エピローグを説明過多してしまうのがなければ
いいのだが…。
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by suzuki-ri | 2005-11-09 12:32 | 映画 | Comments(0)

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