●ここのところハードな作品の続く…というか一貫してハードな作品ばかりを作り続けている
キャスリン・ビグロー監督の「ブルースチール」が国内で初Blu-ray化され7/4に発売される。
女性警官は「ハロウィン」や元夫の製作・監督した「トゥルーライズ」のジェイミー・リー・カーティス。
粘着質な連続無差別殺人犯対決を描いたアクション映画。
銃への質感のこだわりはマイケル・マンとはまた違ったフェチさで、タイトル通りの色合いが画面で出ていると嬉しいのだが。
今回嬉しいのは、VHS版日本語吹替音声とTV放送版日本語吹替音声も収録
TV放送音声は1993年『ゴールデン洋画劇場』で、一部吹替音声がない部分はオリジナル英語音声になるが嬉しい。
ジェイミー・リー・カーティスは平野文、ロン・シルヴァーは小川真司と玄田哲章、クランシー・ブラウンは鈴置洋孝と高宮俊介
マット・クレイヴンは竹村拓と大滝進矢、トム・サイズモアは田原アルノと江川央生がそれぞれあてている。
まるで吹き替えの帝王シリーズみたい。
個人的には最近ビグロー作品の「K-19」もアマゾン・プライムで見たのだが
本当に見ていて息がつまるような圧迫感を演出は素晴らしいのだが、本作や「ニア・ダーク」もそうで
興行的には苦戦している作品も多いが、質とトーンが一貫しているのは素晴らしいなと。
●今回はその「ニア・ダーク」も同じ日に発売。HDニューマスターで1990年テレビ東京系『木曜洋画劇場』版の吹き替えも付いている。
by suzuki-ri
| 2018-04-12 10:26
| DVD・ホームシアター
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