確かにこの頃のノーランのアクション描写は正直言うとあんまりうまくないし
CGとのバランスもややCGが浮いているのもあるのだが「人はなぜ堕ちるのか?はい上がる為だ」という
テーマが明確で感動的だし、改めて見るとバットマンのリブート作品として素晴らしいなど感じた。
●4K UHDとしてこれ以降のノーラン作品と比べると画質の点数はやや甘めにつけているが
それでも35mm作品を4Kにした時に、過度に浮き上がってくるフィルム粒子は
ノーラン作品全般的に抑え気味で、色もけがなさいのが嬉しい。
あくまでノッペリとした面ではなく、フィルムの薬品質感が動くのみくらいで
これなら他の35mm作品も、4K UHDに起こす時にもこういう調整が好ましいのでは?とも思う。
明日以降に「ダークナイト・ライジング」の感想も書くが
基本ノーラン作品の4K UHDは全部購入しても損はしないし、4Kモニターがあるなら是非見直してほしい。
もう普通の劇場以上のものを家庭で簡単に見ることができるすごいソフトだ。
by suzuki-ri
| 2017-12-25 09:54
| DVD・ホームシアター
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