ハンス・ジマーのスコアで何が一番好きと聞かれたら
スペクタクル&サスペンスでは
「クリムゾン・タイド」を選ぶ。
その未収録曲を含む2枚組EXPANDED SCOREを某所で入手。
簡単な感想等。
DISC ONE:約57分。DISC TWO : 約40分と
通常発売されているCDの倍はあるボリューム。
収録曲の「*」が新たに収録されたもの。
DISC ONE
1:RUSSIAN CIVIL WAR *
2:MUTINY
3:ALABAMA(FILM EDIT)*
4:LITTLE DUCKS
5:DEFCON *
6:THE ENEMY IS WAR *
7:RANGE AND SPEED *
8:ZULU TIME *
9:AUTHENTICATION *
10ALABAMA
DISC TWO
1:ZERO BUBBLE *
2:1SG
3:THE ARMORY *
4:TORPEDOS *
5:PEARL HARBOR *
6:ROLL TIDE
この中での特に注目するスコアは
DISC ONEの1:RUSSIAN CIVIL WAR と
DISC TWOの4:TORPEDOS だ。
RUSSIAN CIVIL WARは
タイトル通り、映画冒頭のロシアで起こった
反乱をCNNが空母フォッシュから伝える場面にかかるスコア。
色々なニュースフィルムの継ぎはぎの
時系列的にはおかしい所もある場面だが
映画的には緊張感が盛り上がる優れた導入部。
タイトルが出る場面のアレンジは
映画よりメインテーマを感じさせる
ややドラマチックなアレンジで、出来る事なら
劇中と同じアレンジの収録も欲しかった。
そしてTORPEDOS は
最初にロシアの潜水艦との遭遇場面でかかるスコア。
E.A.M.(Emergency Action Message)を受信するため
アンテナを伸ばすのがアダになり
ロシアの潜水艦に発見され攻撃を受けるのだが
静かに息を殺し様子を伺うなかで
無情にもソナーが鳴り響く。
次々発射される魚雷をさける中
新たなE.A.M.が鳴り響く(あとで修羅場の原因になる)
この場面でのスコアはもちろんだが
劇中だと乗組員の会話が、まるでラップのように小気味良く
素晴らしい緊張感を生んでいる。
色々言われるブラッカイマー印の映画だが
本作は終盤の予定調和もあるものの
舞台劇のような、役者の力で見せ切り
古き良きミリタリーものの品も兼ね備えた快作。
トニー・スコット監督作品でも上位に入る出来。
(丁度この頃はリドリーが興行的に恵まれて無かった)
本作とリベンジ、マイ・ボディーガードは硬派な作りがいい。
ハンス・ジマーのスコアとしても、しっかり泣きの部分と
勇壮なテーマ、緊張感あるリズムで全くスキがない。
(コーラスメインのスコアは
きっとハリー・グレックソン・ウィリアムズの
いい仕事だろう。ナルニアも映画は見ていないが
スコアは2作目はいい出来)
今年は「バットマン」の新作もあるので
そろそろ「ビギンズ」のプロモ盤も入手できれば…。
スペクタクル&サスペンスでは
「クリムゾン・タイド」を選ぶ。
その未収録曲を含む2枚組EXPANDED SCOREを某所で入手。
簡単な感想等。
DISC ONE:約57分。DISC TWO : 約40分と
通常発売されているCDの倍はあるボリューム。
収録曲の「*」が新たに収録されたもの。
DISC ONE
1:RUSSIAN CIVIL WAR *
2:MUTINY
3:ALABAMA(FILM EDIT)*
4:LITTLE DUCKS
5:DEFCON *
6:THE ENEMY IS WAR *
7:RANGE AND SPEED *
8:ZULU TIME *
9:AUTHENTICATION *
10ALABAMA
DISC TWO
1:ZERO BUBBLE *
2:1SG
3:THE ARMORY *
4:TORPEDOS *
5:PEARL HARBOR *
6:ROLL TIDE
この中での特に注目するスコアは
DISC ONEの1:RUSSIAN CIVIL WAR と
DISC TWOの4:TORPEDOS だ。
RUSSIAN CIVIL WARは
タイトル通り、映画冒頭のロシアで起こった
反乱をCNNが空母フォッシュから伝える場面にかかるスコア。
色々なニュースフィルムの継ぎはぎの
時系列的にはおかしい所もある場面だが
映画的には緊張感が盛り上がる優れた導入部。
タイトルが出る場面のアレンジは
映画よりメインテーマを感じさせる
ややドラマチックなアレンジで、出来る事なら
劇中と同じアレンジの収録も欲しかった。
そしてTORPEDOS は
最初にロシアの潜水艦との遭遇場面でかかるスコア。
E.A.M.(Emergency Action Message)を受信するため
アンテナを伸ばすのがアダになり
ロシアの潜水艦に発見され攻撃を受けるのだが
静かに息を殺し様子を伺うなかで
無情にもソナーが鳴り響く。
次々発射される魚雷をさける中
新たなE.A.M.が鳴り響く(あとで修羅場の原因になる)
この場面でのスコアはもちろんだが
劇中だと乗組員の会話が、まるでラップのように小気味良く
素晴らしい緊張感を生んでいる。
色々言われるブラッカイマー印の映画だが
本作は終盤の予定調和もあるものの
舞台劇のような、役者の力で見せ切り
古き良きミリタリーものの品も兼ね備えた快作。
トニー・スコット監督作品でも上位に入る出来。
(丁度この頃はリドリーが興行的に恵まれて無かった)
本作とリベンジ、マイ・ボディーガードは硬派な作りがいい。
ハンス・ジマーのスコアとしても、しっかり泣きの部分と
勇壮なテーマ、緊張感あるリズムで全くスキがない。
(コーラスメインのスコアは
きっとハリー・グレックソン・ウィリアムズの
いい仕事だろう。ナルニアも映画は見ていないが
スコアは2作目はいい出来)
今年は「バットマン」の新作もあるので
そろそろ「ビギンズ」のプロモ盤も入手できれば…。
by suzuki-ri
| 2008-06-05 09:39
| リドリー・スコット関連
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