●中沢啓治原作のアニメ「はだしのゲン」のアニメーションが1.2作セットが、12/26に北米でBlu-rayで発売される。 北米でのタイトルは「Barefoot Gen」なので、海外アカウントがあれば北米のアマゾンで買える。 リージョンも日本と同じで、英語字幕を消す事も出来る。現在Amazonで$29.95 (DVDは日本と北米でリージョンが違うがBlu-rayは大丈夫)
中沢啓治さんの絵が苦手で、原作を読んでいないという人も周りにいるのだが 私が事もの頃は、学校の映画鑑賞会で三國連太郎、左幸子らが出ていた実写映画もみた(半強制で見せられた) 「ガラスのうさぎ」や、福岡に住んでた時は「対馬丸」のアニメも見た。 そしてこのアニメは原作の絵よりとっつきやすい感じなのだが………原爆投下シーンはかなり強い仕上がりになっていて そのギャップにショックを受けた方も多いと思う(アニメーターで梅津泰臣さんらも参加していた)
●あんまり政治的な事をこのブログで書かない方だったが、北朝鮮が核を持ったんだから日本も… なんて声が安易に出てくる事自体に違和感があるが、最近はこういう映画を見る機会が減っているのでは? 前は小学校の図書館から「はだしのゲン」が「怖い」という理由で無くなったりとかのニュースもあったし。
だいたいが「戦争は恐ろしいんだよ」というのを植え付けるために必要なので 怖くなかったら意味がないのだから。
娯楽アニメでない作品、それも原子爆弾の悲劇を扱った作品が「日本より先に」北米で発売されるのかが不思議。
(というより日本で出さないとダメでしょう)
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TETU
at 2017-11-28 14:16
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私はアニメでなく原作を少年ジャンプ連載中に読んでいた世代ですが、描写があまりにもリアルすぎてショックを受けた記憶があります。当時中学生だった私はこの漫画によって初めて戦争や原爆の悲惨さを理解したような気がするのですが、今の子供たちにもそれを伝えるには、やはりこの漫画やアニメを学校で見せるのを「義務化」してもいいくらいに思っています。それをウケないからとか怖いからとかで学校の図書館から締め出すのは言語道断、教育と商売を勘違いしてるんじゃないでしょうか。大事なことは強制的にでも教え込んで伝えていくのが私たち大人の使命だと思っています。
それにしてもこのアニメの絵柄は中沢啓二さんのそれとはずいぶんとかけ離れてますね。まあ今の人達に見せるには流行りのタッチにするのも大事かと思いますが、中沢さんの描くあの個性的な顔が内容とマッチしていたと思っている私としては、もう少し近づけた方が良かったのではと、余計なことを考えております(^^)。
それにしてもこのアニメの絵柄は中沢啓二さんのそれとはずいぶんとかけ離れてますね。まあ今の人達に見せるには流行りのタッチにするのも大事かと思いますが、中沢さんの描くあの個性的な顔が内容とマッチしていたと思っている私としては、もう少し近づけた方が良かったのではと、余計なことを考えております(^^)。
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suzuki-ri at 2017-11-28 15:53
TETUさん:近代史の時間もどんどん削られているようで、暴論言えば弥生時代がどうしたとかより
70年前の日本や世界の過ちを教えた方が良いと思うくらいです。
このアニメも絵は一見中沢さんのよりソフトな感じですが、原爆投下後の恐ろしさは
そのギャップでショックを受けます。
話はそれますが、昔職場の人の娘さんが学校の授業の一環で「プライベートライアン」を見たのですが
終わった後に、クラスの皆が「日本はどっちと戦っていたの?」と誰も分からなかったとの話を聞いて
苦笑いした覚えがありますが大丈夫なのかな……と思います(先生も事前に説明すればいいのに)
70年前の日本や世界の過ちを教えた方が良いと思うくらいです。
このアニメも絵は一見中沢さんのよりソフトな感じですが、原爆投下後の恐ろしさは
そのギャップでショックを受けます。
話はそれますが、昔職場の人の娘さんが学校の授業の一環で「プライベートライアン」を見たのですが
終わった後に、クラスの皆が「日本はどっちと戦っていたの?」と誰も分からなかったとの話を聞いて
苦笑いした覚えがありますが大丈夫なのかな……と思います(先生も事前に説明すればいいのに)
by suzuki-ri
| 2017-11-28 10:36
| DVD・ホームシアター
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