映画

日々雑感 9/14 「桐島、部活やめるってよ」をソフトを買って久々見てみた + その他「エイリアン」など

●ここのところ、ハリウッドの大作ばかり見ていたので黒沢清監督の「クリーピー」や他の邦画などをちょこちょこ見ていたのだが
 「桐島、部活やめるってよ」を久しぶりに見たくなり、中古でたまたま安く売っていたので買ってみた。
 劇場で見ていらい5年近く経っているので、メインの役者たちも今はそれぞれ主役を張っていたり
 ルックスも成長しているので、その青春ものをみられるというだけでも面白かったのだが
 個人的に自分がこの世界観にあまり馴染みがないからかもしれない。
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 高校生の時は男子校で、それも3年間クラス替えなし。ただクラス内での派閥はあったがそれも
 音楽など趣味で楽器やっているのが、遊びで練習やレコーディングしたりで集まったり
 課題ごとにグループつくってやったりと、必ずこの派閥というより2.3コ掛け持ちしている感じだったから。
 私はバイクと漫画(描く方)、そして映画や音楽(シンセなど)で話があう人とそれぞれ付き合っていた。
 なので、この映画で描かれているような世界はなにかSF的でもあって、純度の高い男子校だと
 男同士でキャッキャ楽しんでいるのが実は一番楽しくて…ってのがメインだったから
 神木くん演じる映画部的でもあったし、帰宅部でもあったし、バイクで他校の仲間とも会ったりしていたし
 美術や漫画関係では、高専とかの年の離れた人とかとの交流もあった(その世代はお金も持っていたし)から
 学校は好きだったが、あまりその世界だけで完結もなかった。

 話はそれてしまったが、本作は日本版「アニマルハウス」なカタルシスもちょっとはあるが
 なんとも言え無い持っている人なのに発揮でき無い人の寂しさも描いている。
 東出くん演じる役は、もし男子校だったらもっと伸び伸び活躍できたのでは?なんて
 かってな妄想なども膨らんでしまう。

 まぁ、山本美月や松岡茉優とかみたいなグループなんかも当然ないから
 なんというか邪念がないと学校はどこまでも利用すると楽しいくらいだったので。
 
 この映画みていて思ったのは「このクラスの同窓会は出たくない」かな。
 
 しかし松岡茉優は演技上手いよね。なんというかセリフのタイミングやわざとつっかえる感じとか
 表情の変化などこの群像劇の中でもひときわ輝いている(イヤな役柄だが)
 

●映画では「ゾンビ」だが私は「エイリアン」が好きなので、UHDソフトがあっても台風が来ても
 「エイリアン:コヴェナント」へ行く(チケットも取った)が、スターウォーズの監督が
 コロコロ替えられたり、撮り直しさせられたり自由度が少ないのに
 このシリーズは色々と浮き沈みもあるけれど、それぞれ見所あるなぁと。

 結局は「エイリアン」はなんぞやで、戦争や宗教や生命のいやらしさなどを映画いていたが
 それが人類想像や神だとかちょっと大風呂敷を広げまくって、リドリーは畳む気あるの?という感じが清々しく
 ベタなホラー演出までやっているのだから、いい意味で7分の力でやっている感じ。

 しかしこの映画。3Dだったらすごいだろうと思えるカットが多く、ネオモーフの大暴れなどは
 絶対3Dを想定していたのでは?と思えるカット&レイアウトだったし
 なぜ3D見送ったのだろう? 公開時期の繰上げや次作のことなどを想定してなのだろうか?


 

Commented by TETU at 2017-09-14 15:03 x
「エイリアン:コヴェナント」について、ちょっと感じたことを書いてみますが、仰るようにリドリーは大風呂敷を広げまくったはいいが、あと一本、三部作を作ったところで結局、風呂敷は畳まず(畳めず?)、敢えて未完で終わらせるような気もしてきましたね。

70年代に第一作目を作った後、彼が次の展開をどうするか考えていたのか、あるいは何も考えていなかったのか知る由もありませんが、正直に言わせてもらうならば、そもそも神や人類創造とエイリアンを繋げる必要があったのかという根本的な理由が、私には今ひとつわかりません。
そうなると「プロメテウス」を作る必要性があったのかという問題にまで発展していくわけですが、ここでもし、人類創造の話はなしにして、「プロメテウス」を作らず今回の「コヴェナント」を最初に持ってきたら、(もちろんコヴェナントには大幅な修正が必要となりますが)観客はどう反応しただろうかと考えてみるのも面白いかもしれませんね。

何も人類創造でなくても、単にある惑星の宇宙人がエイリアンに滅ぼされたという展開にすれば、余計な哲学は不要になりますから、純粋な「エイリアン前日譚」になるわけですが、その惑星でのエイリアンVS宇宙人の戦いに地球人を絡めた通俗的な話にすれば観客ウケは良かったような気もします(私の妄想です^^)。

映画の質を重視するリドリーがそんな話を作るとも思えませんが、実際、プロメテウスを観てない人がコヴェナントを見た場合、あの広場に集まった人間もどき(?)の人達を理解できただろうかとか、いきなりコヴェナントを観た人には理解できないような箇所が随所にあったのが気になりました。分かる人には分かればいいのかもしれませんが、三作目では更に脱落者が増えるのではと心配になる作品ではありました。
ただ、あのエイリアンの造形のリアルさには磨きがかかっていて素晴らしい仕上がりでしたね。
Commented by suzuki-ri at 2017-09-14 16:01
TETUさん:エイリアン:コヴェナントは、未知の生物だったエイリアンが、アンドロイドがエンジニアが持っていたものを品種改良した…ようなのになってしまったのに拒否反応しめす方もおおいですし
デヴィッドなどアンドロイドの思想などが「ブレードランナー」とカブってしまっているように思います。
「プロメテウス」もFOXから色々横槍が入り、当初の脚本からは大きくはなれてしまった作品ですが
人間の創造の範疇から越えたような、宇宙人とのコンタクトなど見所は多くて好きですが
エイリアンの1本とは言えなくて、スペースジョッキーなどの謎を解くのに力をいれていましたので
今回はエイリアンを主人公に…とは素直にならなかったのが、リドリーの良い意味でヒネくれているところなのか……。
ただ「エクソダス」もそうでしたが、神とか宗教とかにリドリーは否定的で冷めているので
その一連の作品として今回の作品も見ればいいのかもと。
ただこれ単体で「プロメテウス」を見ていないか、もう細かいところは忘れちゃった観客には
不親切極まりない作りですね。
おっしゃるように、興行が先細らないか不安です。
ただ、シガニーを絡めるのはもういいかとも思うので、もしリドリーがあとエイリアンで1作撮るなら
素直に楽しみたいと思います。
UHDは4K以下での撮影なのに、精密感も出ていて音響も細かく個人的には素晴らしかったと思います。
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by suzuki-ri | 2017-09-14 09:27 | 映画 | Comments(2)

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