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映画

大阪エキスポで4K IMAXを「ダンケルク」見た。そして思う事。

●2019年には池袋にも4K レーザーIMAXはできるが「ダンケルク」はノーランが意図した画角で見たく
 大阪に映画見るためだけに行ってみた。
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新大阪から約20分。大きなララポートの1階にある。
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関東で一番大きいと言われている成田のIMAXより左右は1回りくらいだが
天地が長くてものすごく大きい(10メートルほど大きい)スタンダードサイズのような画角。
ダンケルクは確かにかなりのパートがフルサイズだった。
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天井にもスピーカーがついている。席は急勾配。シネスコの画面の時は席は後ろの方がいい。

 で、見た感想は「試写会で見た2K IMAX」はなんだったんだ?!な映像。
 コントラスト、色の乗り、精密さ…どれをとっても別次元の映像だった。
 冒頭のシーンからもう画面に飲み込まれる感じ。これこそ体感だと言えるかもしれない。
 音響も空から急降下する戦闘機の音も上から襲ってくるし、低音も部屋がものすごく吸音してくれるので
 ブーミーにならずに振動が椅子を揺らしてくる。

●今回見て思ったが「ダンケルク」は映画として傑作だとは思う。これは確かだ。
 役者も短いパートでも印象のこる演技を見せてくれるし素晴らしいドラマも見せてくれる。

 ただ私が「戦争映画」に求める事とはズレが出てきた。その違和感はやっぱり時間の交差だ。
 この3つのパートが交差するようなのは、やっぱり映画としてのトリックで戦争をまっすぐ見るものとは
 ちょっと違うんじゃないかととも思う。
 最後のトム・ハーディーの着地点は感動したのだが、もっと編集がノーマルだった方が感動できたように個人的には思う。
 戦争をテーマとした娯楽作はあってもいいし、それで好きな作品もあるが
 「ダンケルク」はちょっとノーランの技巧が目立ったようにも思う。

 あと、CGを極力使わない姿勢。これもノーランの表現力のカセになっているのでは?
 「インターステラー」でも思ったが、CGを使わない事で画面のレイアウトなどに変化が乏しいのである。
 ノーランならCGを使っても素晴らしい映画を作ってくれると思う。
 
 いや、傑作だし素晴らしい作品だけれど2回見て思ってしまった事なのだが。
 ただ「明日も見る!」ので体力も持つかだ。
 それは、私が生まれた年に開催された大阪万博の太陽の塔が見守ってくれるかも。
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by suzuki-ri | 2017-09-10 21:03 | 映画 | Comments(0)

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