映画

トムよりラッセルが光っていた「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」+もうやめませんかこういう作品作り

●批評的にはコテンパだったが興行的ににはそこそこ良いみたいで、良い意味でハードルを下げて見たからもあり
  トム・クルーズ主演、ラッセル・クロウ共演の「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」は
 IMAX 3Dの効果もあり、そこそこ楽しむことはできた。
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 まだ公開間もないのであんまり内容は書か無いが、序盤の飛行機墜落シーンなどは素晴らしい出来で
 ある意味ここだけ「ミッション:インポッシブル」みたいな感じ。
 ちゃんとトムの「隠し芸」を堪能できるし、今回は「裸芸」も披露するので
 まぁなんというか50過ぎの方には申しわけ無いが、トムのアイドル映画にはなっている。

 ただ個人的にこの映画での一番の儲け役は、対モンスター組織の「プロディジウム」を率いる
 ヘンリー・ジキル博士を演じるラッセル・クロウなのだが、もうここまで書いててわかるでしょう。
 要するに宣伝でも謳っている「ダークユニバース」は過去のユニバーサル怪奇映画版「アベンジャーズ」なので
 正直、個人的にはこの風潮は嫌い。結局1本でちゃんとデザートまで満足させてくれなく
 ハイ、次の店に行きますよーな展開がウンザリ。
 ただラッセル・クロウは「ワールド・オブ・ライズ」のような、なんとなく信じきれ無いような
 キャラクターをちょっとチャーミングに演じているので、トムより正直目立っていた。

 「マミー」のミイラ女役のソフィア・ブテラは「キングスマン」では輝いていたのだけれど
 メイクのせいもあってあんまり印象が強く無い。
 ユニバーサルがミイラ再生のインディアナ・ジョーンズ風味で作った「ハムナプトラ」のイムホテップみたいな
 強烈な印象と、悪の側のドラマが希薄なのでちょっと物足りない。
 水中のゾンビみたいなのも「エイリアン4」のエイリアンみたいだし
 ネズミも「ハムナプトラ」のスカラベに比べると弱い。

 なので、夏休みのお化け屋敷映画にフラっと行く程度ならそこそこ楽しめるのだが
 あんまり息んで行くと……な作品。なんというか、恐怖映画のロマンが感じられ無いのが致命的で
 「ドラキュラ」だって「フランケンシュタイン」だって悲しい恋愛ものでもある。
 なにか「アベンジャーズ」的なことの絵図が先んじてて、ちゃんとした「怪奇ロマン」を一本作って欲しかった。

 この後もハビエル・バルデムのフランケンシュタインとかあるようだが
 個人的にあんまり評判よく無いデ・ニーロのフランケンが好きだったのでこれもちょっと不安……。

 まぁ、このこの作品で一番の脱力ポイントはタイトルと一緒にアンタかい!な某大御所字幕の名前。
 なんだよ「アドベンチャー魂」って!? トム作品を見るとき、必ずノイズになる要因……。






Commented by daisimovieblog at 2017-07-31 18:54
予告編で何度か見ましたが、そのたびに「何それ?」と思いました。 >「アドベンチャー魂」

最寄のシネコンにしか行かないのですが、この夏は見たいのが何もないんです。
もしかして「ダンケルク」まで行くのないの?というような感じで。
だから、コレでも・・・と思ってたのですが、その「アドベンチャー魂」で萎えてしまいまして。。。
Commented by suzuki-ri at 2017-08-01 13:28
daisiさん:この夏。邦画では「関ヶ原」にちょっと期待しているのですが
原田監督は合う時とそうでない時の差が大きくて、確かに私も「ダンケルク」までは
「ワンダーウーマン」はちょっと期待できるかな…という感じです。
(あとは届くであろう『エイリアン:コヴェナント」をフライングで家で見て
 劇場で答え合わせになるかもです)

しかし、だれも「その字幕、ちょっと変じゃないですか」と
業界の方は言わないのでしょうかね? トムお抱えみたいになってしまって……。
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by suzuki-ri | 2017-07-31 10:39 | 映画 | Comments(2)

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