DVD・ホームシアター

北米盤「許されざる者」は日本語字幕付き。

●5/6に北米で発売され日本でも8月に発売される4KリマスターのUHD/BD盤。
 実は北米盤にはUHD/BDともに日本語音声と字幕が収録されている。
 値段も日本で出るよりかなり手頃なので、海外アカウントある方は是非。
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 映像の旧盤との比較はBDではあるが格段に発色とディテールが良くなっている。
 画質比較は下記のHPのリンクから見ていただけたらと思うが
 私は実はこの作品。初見はあまりいい印象がない。とにかく画面が暗く何をやっているのかがわかりにくて
 失礼な表現だがこんな薄汚い画面の作品のどこが傑作なのかと、ストーリーにはなっとくしたものの
 釈然としなかったのだが、前に発売されたBDでもやっぱり暗かったのとコーデックが初期のワ=ナーが使っていたVC-1だったので甘かった。
 あぁ、やっぱりあまりいいマスターではないのかなと思っていたので、今回の発売された盤は
 フィルムのいい意味で甘さもあるものの、とても発色良く黒も沈んでいるので見やすくなって
 あぁ、このテーマにはこの画面だと納得がいった。

 クリント・イーストウッドの作品は正直この頃、自分の中では苦手なのも多かった。
 出演して他人が監督のは好きなのだが「なぜこんな意地悪な作りをするのだろう」と思っていた。
 具体的に言うと昔の作品含め乱暴される女性の描写が多い割に、その後がアッサリしていて
 なにか男のデリカシーの無い、都合の良い描き方に見えた。本作もそうだし
 一般的に評価の高い「グラントリノ」も、とある描写が好きになれなくて作品を全否定してしまうくらいだった。

 ただ近年の数本はどれも相性がいい。自分も年齢を重ねたからなのか作品がいい意味で丸くなったのか。
 映像的にもシンプルなのに惹かれるところが多い。

 あたらめて本作は西部劇へのいい意味で最終的に落とし前を見たようで感動した。
 ジーン・ハックマンの憎々しさも素晴らしい。

 余談だが日本に舞台を移した「リメイク版」を前に見たが……感想は置いておこう……。


 
Commented by TETU at 2017-06-01 14:21 x
私もこの作品はBDの画質の印象があまり良くなかったので、UHDBDも一旦は予約したものの、やはり考え直してキャンセルし、様子を見ることにしました。もうUHDを見境もなく買うのも辞めてますし(^^)。
私もクリントイーストウッドの出演作はどれも好きで「夕陽のガンマン」などはLD時代から何度見たかわかりませんが、(この作品は敵役のリーバンクリーフも良かったですが)彼の監督作はイマイチ乗れず、近年ようやく慣れてきたかなというところでしょうか。

ただこの作品に関して言うなら、彼が監督したからということは関係なく、私は単に、馬に乗るのもてこずるような老いた格好悪いクリントは見たくなかったのが正直な感想です。もちろん、ラストの見せ場に持ってくにはこの演出が必要だったというのはわかりますが、従来とは違った彼らしくないクリントにはあまり良い印象は持てませんでした。こればかりはもう内容以前の問題なので、どうしようもありませんね。
Commented by suzuki-ri at 2017-06-01 14:30
TETUさん:最初のBDは画質ひどかったですからね…。
クリント作品は「ダーティーハリー」1作目や「ザ・シークレット・サービス」など
ほかの人が監督しているのは昔から好きでしたが、なにか歪んだ(倒錯した)ような展開が
自作には多くて「ミリオンダラー・ベイビー」もいい映画だと思いますが
なにかそこまで追い詰めなくても…と思っていました。
映像も前は早撮りもあってラフすぎる印象でしたが、最近の作品は素晴らしいと思います。

「許されざる者」は公開後、リバイバルでの再確認をした時
文芸坐は年配者も多かったのですが、なんとなく「夕陽のガンマン」を期待したら…な
感じの雰囲気でラストで皆帰って行く微妙な感じを覚えています。
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by suzuki-ri | 2017-06-01 10:33 | DVD・ホームシアター | Comments(2)

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