映画

日々雑感 4/21 「ゴースト・イン・ザ・シェル」日本語吹替え版を見る+そのレコート届いたなど。

●「ゴースト・イン・ザ・シェル」は公開前から色々な意見が出ていたが、なるべくそのような声は耳にしないようにし
 あくまで劇場でかかる予告くらい以外はノイズを減らして見たかった。
 なにせコアなファンが多い士郎正宗の『攻殻機動隊』であり、押井守のアニメがモトなのだから。
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 先に言ってしまうと、私はそこまで士郎正宗のコアなファンではないので、今回の作品に対しての思い入れが違うのだが
 個人的には「面白かった」。色々言いたい事もなくはないし、色々と描写のフェチっぽさかもう少し欲しかったなどもある。
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 例えば、コードや部品の描写だ。アニメと実写は違うものだが、アニメにあるこのような太いコードやプラグ
 飛び散る部品などが見る醍醐味の一つだったが、映画版は結構そのあたりはアッサリで
 「フィフスエレメント」位の描写なのが残念ではある。まぁ「エクスマキナ」などがあって
 なるべくスマートな感じの処理が時流なのかもしれないが、それにしては背景の猥雑さなどとは合わないし
 あの「エイリアン」だって、パスタやピンポン玉、練乳などを使ってサイボーグの中身をそれらしく見せてくれた。
 
 その点は残念な所ではあるが、スカーレット・ヨハンソンのミラ・キリアン少佐(草薙素子)の設定は
 私は良かったと思うし、彼女の演技も素晴らしかった。
 アニメのイメージからだともっと鍛え上げられていて、それこそ菊地凛子とかでも良さそうだが
 やや丸みおびたグラマラスなシルエットは、士郎正宗の漫画のキャラのシルエットっぽい気もする。
 冒頭のアクションがやや「吊られている」感じがあって、重力感がないのが残念ではあるが
 それ以外のシーンはほぼ良かった。

 それ以外の役者もタケシの声が聞き取りにくかった事はあったが、予告で見るより漫画イメージに近かった。
 ある女優の登場には驚いたが、このシーンで私は涙してしまった。やっぱりうまいなぁと。
 ただ吹替えが、本人でなかったのでそこは残念だったが。
 この設定改変は良かったと思うし、「育ての親」との別れとの差がでていた。

 田中敦子の声はもちろん、バトーの大塚明夫などアニメを引き継いでいる吹替えも良いし
 画面との違和感もなく、画面に集中できた分嬉しかった。

 
●本作はじゃぁ、一本のSF映画としてどうなのかというと、かわいそうだが原作の亜流作品をたくさん見てきたためと
 「ブレートランナー」の呪縛からは逃れられないので、既視感はどうしてもあるし
 それこそ「マトリックス」で見たようなカットもあるが、あれは「マトリックス」が原作からヒントを得ているから
 なんというか本家なのにパクリのように見えてしまうのが残念。


●ラストはこの設定で続編を作るような「スパイダーマン」「バットマン」のような感じで終わるが
 残念な事に本作は本国で興行的に失敗している。おまけにパラマウントは「失敗作」だとも語っているが
 私はこの座組みで続編を見てみたい気分だ。おそらくムリだろうが、なんとなくシリーズの1、2話を見せられて終わる感じがしてしまう。
 


●レコート届いたなど。
 プリンスの「パープルレイン」、スティングのベストが届いた。スティングのは2枚組。
 週末にでも堪能したいが、できれば「パープルレイン」は紫版を買いたかったなぁ……(高い……)
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 あと「ブレートランナー」のレコードも海外から送ったよメールがきたので
 CD、SACD、LPの聴き比べもできるなと。


  
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by suzuki-ri | 2017-04-21 10:01 | 映画 | Comments(0)

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