映画

日々雑感 3/27 「キングコング: 髑髏島の巨神」の短い感想+罪作りな「ダンケルク」ほか

●「パッセンジャー」は時間が合わなかったのでIMAX 3Dの「キングコング: 髑髏島の巨神」を見た。
 正直ピーター・ジャクソンの「キングコング」がお腹いっぱいだったので、何を今更と思っていたが
 どうやら今後「アレ」と関係してくるらしくそれもあって見に行った(『アレ』が何かはエンドクレジットの後にわかる)
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 (ここから下はやや作品内容のネタバレも含みます)
 時代はベトナム戦争末期というか撤退が決まった頃に、ある秘密研究機関モナーク(ここでわかる人には『アレ』がわかる)が
 未確認生物の存在を求め、未開の孤島『スカル・アイランド」にサミュエル・L・ジャクソン含めた兵隊含めて調査隊を派遣する。
 森を爆破した時、ヘリボーンはいきなり「ある生物」から攻撃され壊滅状態に。
 サバイバルが始まるが島は巨大怪獣たちの住処だった。が、彼らを助けたのは意外な人物だった。

 太平洋戦争中にに撃墜されてこの島に不時着した米国兵士と日本軍兵士の戦いが冒頭に描かれるが
 個人的に本作は、そのまま原住民とコンタクトを取りながら長らく島で生活していた
 この米国軍兵士を演じているジョン・C・ライリーが好きで、彼のドラマと最後に出てるくるエピソードに涙した。

 サミュエル・L・ジャクソンはいつもの説教番長で、コングによって死んでしまった部下たちの仇を取るために思念を燃やしている。
 おきまりの「マザー・ファッ**」もギャグになっているくらい。

 本作はベトナム戦争の時代なので、宣伝でもそうだが全体に「地獄の黙示録」にオマージュを捧げている。
 ジャングルの奥には狂気の楽園が…もそうだし、ヘリボーンが大音響で音楽をかけるところ、ナパームなども似ている。

 個人的には人間ドラマ部分は先のジョン・C・ライリーのところなどで、しつこくなりすぎない程度の描写に
 監督の細やかさは感じられて好感はあるのだが、コングと怪獣の暴れる場面はピーター・ジャクソン版の方が
 良くも悪くもしつこくて、あれの比べると幾分アッサリしているなとも感じた。
 いや立体感もすごくで、ボリュームもあるんだけれどなんというかピーター・ジャクソンのような
 ねちっこさが少なくてそれがいいのか悪いのかもあるけれど(ピージャク版の虫は最悪な描写であれのためにBlu-rayは買っていない)

 
●で、まだ公開始まったばかりでなので幾分アッサリ感想にしたが、その原因は本編前の予告にある。
 クリストファー・ノーラン「ダンケルク」の5分ほどのフッテージが流されるのだが
 IMAXフルスクリーンを埋める現実感ある物と人の情報量、暴力的な爆音、秒針の音のようなハンス・ジマーのスコア
 そしてノーランお得意の違う場面が交差するカットバック…。
 ツイッターなどでも「キングコング」を見に行ったのに「ダンケルク」スゲー!の感想ばかり。
 人によってはこれのおかげでキングコングの迫力が減退したとも書いているくらい。

 前に品川のIMAXでも見たが、とにかくそれまで軽く話しながらポップコーンなどを食べて
 映画館を見ていた観客が、水を打ったようにシーンとして終わった後にざわめいていたからね。

 「ダンケルク」見るためだけに大阪の4Kレーザー見る必要がありそう……。

 しかし「キングコング」もこの予告の後だと、ヘリポーンとかの迫力がなにかショボく感じてしまう。
 音響も「ダンケルク」の方が音量と迫力。そしてIMAXのフルサイズだからこれは「本編殺し」な予告。
 ノーランからすればしてやったりだが、前説でコレやられたらたまらないだろうなぁ…。
 少なくとも予告で見る限り「ダンケルク」の映像的仕上がりは素晴らしい。
 ノーランはアクション演出がこれでもっと上手くなったらすごい事になるんじゃないだろうか。



●自宅の2chに特化したシステム。なるだけシンプルにしようと。
 レコードの回るのを見ながらコーヒー飲んだりしているだけでしばらく過ごせる。
 電源のところにあるライトが回転数によって変化し、ターンテーブルの●を見て速度を微調整したり
 カートリッジあたりを照らすライトもいい。今更だがテクニクスは良いもの作っているなぁと再確認。
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Commented by TETU at 2017-03-27 12:12 x
大坂の4KレーザーとはIMAXでの上映なんですか?
4Kレーザーですと相当高い輝度が出せると思いますが、日本の劇場でもHDR上映が可能になるかもしれませんね。ただIMAXともなれば面積が広いだけに相当の光量が必要でしょうから、そんな強いレーザー出力が劇場で可能なのかと言う問題もありますが、もしそれが実現すれば劇場へ行く楽しみが増えることになりますね。
昔から劇場のスクリーンと家庭のテレビとのライバル関係が続いてますが、家庭でも相当の画質・音質が出せるようになった現在、劇場は更にその上をいかなければならないので大変ですね。ただ家庭ではIMAXが不可能なことはもちろん、天井にスピーカーを取り付けるドルビーアトモスにしても普通の家ではまず無理ですから、劇場の優位性が揺らぐことはないですね。画期的な凄いHMDが出てくれば別ですが、それも当分無理のようですし…。
Commented by suzuki-ri at 2017-03-27 14:48
4KレーザーでのIMAX上映は、まだ大阪のエキスポシティだけなのですが
普通のIMAXデジタルより天地が広い画角で昔のフィルムIMAXに近いようです。
4Kレーザープロジェクター2台で2Dも上映しているので画面は鮮明との事でした。
池袋にも2019年に同じ機械が入るIMAXができるので楽しみです。

「ダンケルク」はノーランがまた狂ったようにIMAX撮影しているので
2KのIMAXデジタルでも、砂粒が降りかかってくるような素晴らしい画質でした。

アトモスはイネーブルとか反射タイプなら現実的ですが、家の天井の素材とかにもよりそうですね。
地震の時などの落下も怖いので天井にはとてもとても…。
Commented by チョウ at 2017-04-03 19:47 x
大阪出張中のため、万博記念公園のIMAXで「キングコング」見てきました。
「キングコング」も もちろんおもしろいのですが、
やはり「ダンケルク」予告編でやられちゃいました。
なんせ26m×16mスクリーンの縦16mをフルに使うサイズ!
後から見た「キングコング」が、やたら小さく見えて・・・まさに本編殺しですわ。
Commented by suzuki-ri at 2017-04-04 11:06
チョウさん:大阪のIMAXでのダンケルクを鑑賞されたんですね!
羨ましいです。確かに「キングコング」はシネスコなので
大阪だろ画面の上下はかなり黒帯になってしまいますね。
輸送船にすしずめの兵隊のパースが観客の目線と合って
臨場感が凄そうです。

ダンケルクは音も前に品川で見たとに、椅子が揺れましたので
完全に本編ん殺しの予告編です。
楽しみですが、やっぱり大阪に行かないと…と今から妄想しています。
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by suzuki-ri | 2017-03-27 10:07 | 映画 | Comments(4)

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