DVD・ホームシアター

「ハクソーリッジ」北米版UHDを鑑賞した。

●先日の第89回アカデミー賞で、作品賞などにノミネートされ録音賞と編集賞を受賞した
 メル・ギブソン監督「ハクソーリッジ」のUHDが届いた。
 これを注文した時は日本公開日などが決まっていなかったが6/24の予定。
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 映画の舞台は第二次大戦の沖縄で「ハクソーリッジ」と言われた崖での熾烈な戦闘に参加した
 宗教上銃を持つ事を拒否した、実在した衛生兵デズモンド・T・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)を描いた作品。
 「良心的兵役拒否者」として初めて名誉勲章が与えられた人物だが
 最近公開された「沈黙」のガーフィールドと役柄がカブる。
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 見所はメル・ギブソンらしい残酷描写がすごい戦闘シーン。ワイド画面もあるが比較的
 「ブレイブハート」のような近接戦が中心で、とにかく人体破壊描写が凄まじい。
 編集はやや食い気味なつなぎ方なので残酷ではあるものの「プライベートライアン」のような
 残酷さよりは「ランボー最後の戦場」に近い感じかもしれない。
 編集のテンポとタイミングが上手いというかちょっと良すぎるシーンは
 不謹慎だが笑ってしまうくらいなので、個人的にはやや娯楽よりかなとも思ってしまった。
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 これから公開なので詳細は避けるが、あるシーンではガーフィールドが
 まさにキリストのような姿で画面にレイアウトされるところもあり「パッション」を連想させる。
 このシーンを見るための残酷な戦闘描写だったようにも思うし、この映画はそこに集約されるとも思う。

 我が家ではまだ2Kでの鑑賞だが、色温度の低めでややクラシカルな雰囲気の色合いだった
 前半の出兵前までの印象と、後半のややモノートン(銀残しみたいのではない)の映像は
 変化が作品のテーマ的にもあっていると思うが、やや後半はスモーキーな画面なので
 4K HDRでも調整が必要かと思う(ウチの黒が沈み切らないテレビではやや眠く感じる)
 音響も凄まじい銃撃と包囲感。これも深夜の鑑賞は注意な炸裂音満載。
 ここは流石に録音賞を受けただけの事はあるが、この賞は過去にも戦争映画が取りやすい賞なのかも。

 これからノーランの「ダンケルク」も公開されるが、あちらはきっとこういうタイプではないだろう。
 ノーランが「シン・レッド・ライン」を好きだし、ある意味大画面を生かした 
 リーン的な作品に仕上げそうだが、こちらは動の作品。見比べるのも面白い。

 しかしメル・ギブソン監督作は全て面白いからすごい。役者としてもすごいが
 製作者としての腕は確かなのだろう(人間的には問題あるが)


[日本でも買える輸入版]
  

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by suzuki-ri | 2017-03-01 10:04 | DVD・ホームシアター | Comments(0)

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