邦画にはよく京王線が出てくるが、毎回懐かしく
もしまた住むことがあったら京王線沿線がいいなとか思っている。
高校生の部活設立でのメンバー集めは七人の侍的なものだが
正直最初は主人公の「躁状態」な、日本人でふだんそんなに喜怒哀楽を
出さないだろうといやーな邦画のイメージで見ていて不安だったのだが
ちゃんと脇が揃ってきて野村周平、上白石萌音など着物映えする
役者の面々に楽しくなってきた。
大会からはそんなトントン行くかねとも思ったが
演出で天気や空気感、外光の撮影が綺麗なのと
キャラクターとの心情のリンクがいいし、ややエフェクト多めだけれど
こういう静のカットがいいケレンになっている。
で、最後まで楽しく見ていたのだけれど、アレ? 松岡茉優が出てないぞ!
と思ったら下の句でちゃんと出てくるのね…。
ちょっとそれはガッカリ。少しでもちゃんと本編で見たかった。
予告での不敵な感じ、いやこの人はちょっと感じ悪い感じが本当にうまい。
広瀬すずの総演技はやっぱり苦手なのだが、映画映えするのは確かに。
決して大きくないのに、画面を支配する力がある。
白目の電池切れ表情もコメディとしていいね。
しかし競技かるたは本当にスポーツのよう。「ピンポン」を思い出した。
音響も空気と畳にぶつかる衝撃が気持ちい。
劇場の音響だったらどんな感じだったのだろう。
下の句も楽しみだが、前後篇分ける邦画が多いけれど
後編が良かったのが少ないのでそれが心配。
●それにしても成人の日は大体寒くて天気よくないね。
これ見た後はXperiaとMacのデータ連携とか、映像&音楽の大量転送などをしよう。
by suzuki-ri
| 2017-01-09 13:06
| 映画
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